恥骨が痛いしこりや出産の時とは?
どうも「恥骨が痛い.comしこりや出産」へようこそ!
私は「恥骨専門アドバイザー」の
川崎 小百合という専門家です。
ある日突然、足の付け根の
恥骨辺りが痛むことがあります。
人によっては歩けなくなるほど
痛いこともあり、中にはしこりの
ようなものが出来るという人も…。
特に出産を控えた妊娠中の
女性によくみられる症状ですが、
何かの病気ではないかと
心配になってしまいますよね。
今回は、そんな妊娠中の恥骨の痛みや
しこりについて解説したいと思います!
そもそも恥骨とは?
お腹に手を当ててそのまま真っ直ぐ
下ろしていくと股のあたりで
硬い部分に触れる場所があります。
その硬い部分は骨で、
その辺りが恥骨と呼ばれる部分になります。
恥骨は骨盤の一部分になります。
骨盤は全部で8つのパーツに
分けることができるのですが、
恥骨はその一部で左右の
骨盤を繋ぐ役割があります。
その繋いでいる部分を
「恥骨結合」
といいます。
妊婦に恥骨痛がでやすい理由は?
恥骨結合は本来、
動くことのない部分です。
しかし女性の場合、
妊娠や出産などでこの結合部分が
緩んで5ミリ〜1センチほど
開いてしまうことがあります。
この恥骨結合の緩みが、
恥骨痛を引き起こす
原因となっているのです。
妊娠すると
「リラキシン」
という女性ホルモンの分泌が増えます。
リラキシンは靭帯を緩める作用があり、
このおかげで出産のときに
赤ちゃんが産道を通りやすくなるのですが、
一方で同時に恥骨結合の
緩みを引き起こしてしまいます。
このため妊娠すると、
初期から恥骨痛が
発生することがあるのです。
そして妊娠後期に近づくたびに
赤ちゃんも大きく成長して
下腹部に下がり、ますます骨盤を
圧迫しますから、どんどん恥骨の
痛みが酷くなります。
特に妊娠前から腰痛持ちであったり、
2人目以降出産の妊婦さんは
恥骨痛が酷くなりやすい傾向にあります。
なぜ妊娠中に恥骨のしこりができるの?
出産が近づくにつれ、
徐々に恥骨付近にしこりのような
ものがポコっと出てくる場合があります。
しかしそういったしこりは、
赤ちゃんの頭がどんどん
下がってきたことによって
骨盤が圧迫されてできるものが
殆んどです。
特に妊娠後期になるとしこりが
大きくなり恥骨痛も酷くなりますが、
すべて妊娠中の身体のメカニズムに
よるものですので心配ありません。
しかし中にはリンパ節に炎症が
起こって腫れている場合や、
鼠径ヘルニア、静脈瘤が原因となって
恥骨付近にしこりができることもあります。
いずれも妊娠中に起こりやすい
症状となりますので、気になる場合には
一度かかりつけの主治医に相談してみましょう。
妊娠中の恥骨痛やしこりといった
症状を改善するためには、
普段から姿勢が悪くならないように
気をつけて恥骨に負担をかけないようにしたり、
軽い体操やストレッチを
行うことなども効果的です。
また、トコちゃんベルトなどの
専用の骨盤矯正ベルトを巻くと
痛みが軽減することがあります。
いずれにせよ、妊娠中におけ
る恥骨のトラブルは自己判断せずに
きちんと医師に相談してみましょう。
・・・というわけで、
あなたもこのサイトの記事を読んで
「恥骨」について、お勉強しましょうね!
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