恥骨の場所とは？

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恥骨の場所とは？

ここでは、「恥骨の場所」
についてお話します。

あなたは、恥骨という骨を知っていますか？

恥骨と聞いて、
お尻を連想する方が多いはずです。

しかし、実際どの部分の骨なのか
分からない方もいるのでは無いでしょうか。

そこで今回は、
恥骨の場所について紹介します。

恥骨とは

恥骨は、骨盤の一部です。

骨盤は１つの骨のように見える
かもしれませんが、細かく分けると
８つのパーツに分解できます。

骨盤の中央には仙骨、尾骨が位置し、
その両側に恥骨、腸骨、坐骨という

３つの骨が左右一対ずつ
組み合わさっています。

その中でも恥骨は、左右の骨盤を前面で
つないぐ役割を果たしている骨です。

その左右の骨盤を繋いでいる所を、
恥骨結合と言います。

恥骨結合は細菌感染による炎症が
起きやすく、恥骨自体も転倒などの
衝撃で骨折を起こしやすい所です。

そのため、恥骨の痛みが
発生する事が多くあるのです。

恥骨の位置

恥骨は骨盤の下側にあります。

おへそから真っ直ぐ下に向かって
お腹を触っていくと、
股の上あたりで固いものに触れます。

これが、恥骨です。

実は、骨盤は男性と
女性で形が違います。

女性の骨盤は、男性に比べて
骨盤が大きくできています。

それは、女性は妊娠時に
お腹で胎児を育てるから。

そのため、骨盤が広く作られているのです。

恥骨も必然的に、
男性に比べると大きくなります。

左右の恥骨が合わさる部分が、
恥骨結合と呼ばれます。

恥骨結合は繊維軟骨結合です。

繊維軟骨とは、大部分が
コラーゲンでできたものを言います。

圧力に抵抗をし、衝撃を吸収するために
骨同士が接触することによる
損傷を防いでいます。

恥骨結合はほとんど動く事がない
結合ですが、女性の場合は妊娠中から

出産に伴って結合が緩んで、
わずかに動く事が知られています。

恥骨結合の上側は、上恥骨靭帯が付着し
下側には恥骨弓靭帯が付着して、
それぞれチ恥骨結合を補強しています。

恥骨痛とは

恥骨痛とは、恥骨周囲の
部分に痛みを感じることです。

原因としては、

・転倒や事故などで強い衝撃が加わった場合
・妊娠
・病気

など様々に考えられます。

強い衝撃が加わった後に
痛み出した場合は、恥骨骨折を疑います。

妊娠でも後期になると、
徐々に赤ちゃんを産むために骨盤が

開いてくるので、
痛みを感じる事があります。

しかし、上記のような理由がなく
痛む場合は、恥骨骨炎の可能性があります。

恥骨骨炎は、鼠径部や膀胱、
前立腺の手術後の感染症を
起こす事で発症するケースが最も多いです。

この病気は、２０代～４０代の
女性に多いのが特徴です。

症状としては、太ももの内側まで
チクチクと響く事があります。

また、骨盤に前面にまで痛みが
及ぶ事があり、歩行障害を伴うことも。

歩行障害が起こると、異常な歩行を
続けてしまうので、本来使用される

べきでない部位が使われ、
炎症を起こしてしまいます。

痛みが強くなる上に、根本原因である
恥骨骨炎の診断がつきにくくなるので
注意が必要です。

治療には、痛み止めを使用しながら
患部が熱を持っていれば冷やし、
そうでなければ温めます。

対処療法を行いながら、
炎症が治るのを待つのです。

この骨盤骨炎は、正しく治療しないと
悪化する恐れがあるので必ず専門医の
診察を受けて治療をしてもらうようにしましょう。

このように、恥骨は骨盤の
下側にある骨なのです。

この恥骨は、強い衝撃で折れてしまったり、
炎症を起こしてしまったりする事もあります。

もし恥骨周辺が痛い時には、
病院を受診するようにしましょうね。

・・・というわけで、
あなたもこのカテゴリーの記事を読んで

恥骨の「その他」関係について、
お勉強しましょうね！

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