恥骨痛が生理前の時とは？

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恥骨痛が生理前の時とは？

ここでは、「恥骨痛が生理前の時」
についてお話します。

女性で生理前になると恥骨痛が起きる
という方はいらっしゃいますか？

今回は生理前の恥骨痛について
紹介していきたいと思います。

恥骨痛とは？

恥骨とは骨盤を形成する骨の
一つであり、左右に分かれています。

左右に分かれた恥骨は股のちょうど
上のあたりで恥骨結合という
軟骨組織でつながります。

恥骨痛はこの左右の恥骨部分に
発生する痛みのことで、
足の付け根のあたりの痛みを指します。

痛みが軽いとチクチクと
違和感を感じる程度ですが、

痛みが強いとズキズキと痛み、
歩くのが困難な場合もあります。

生理前に恥骨痛が起きる原因は？

生理前に恥骨痛が発生する
理由は大きく分けると３つです。

・ホルモンの影響

女性ホルモンの１種である
リラキシンには、靭帯を
緩める働きがあります。

リラキシンは卵巣から分泌される
ホルモンで、骨と骨をつなぐ
靭帯に働きかけます。

リラキシンは妊娠すると分泌量が
増加するのですが、

妊娠していなくても生理前になると
分泌が増えて恥骨痛を引き起こします。

・体の冷え

女性は体が冷えやすく、
特に下半身の冷えは体に様々な
不調を引き起こします。

生理の時に体を冷やすと
生理痛がひどくなりますが、

恥骨痛に関しても同じで、
冷えによって痛みが増強します。

体が冷えるということは、
血行不良であることをしめしています。

冷えによってさまざまな
痛みが増強してしまうのです。

・骨盤のゆがみ

普段から姿勢が悪いと、
少しずつ骨盤が歪んできます。

足を組む癖がある人、猫背の人、
かかとの高い靴ばかり、

履いている人は姿勢が
悪くなりやすいです。

骨盤はいくつかの骨が
組み合わさってできているので、

一部が歪むと、他の骨にも
不調をきたし、恥骨痛が発生します。

生理前になると先ほど述べたように
ホルモンや冷えの関係で恥骨痛が

増強しますから、普段から
姿勢を整えることは大切です。

恥骨痛への対処法

・ホルモンバランスを整える

恥骨痛の原因になるリラキシンは
女性ホルモンの１種です。

ホルモンバランスを整えると
恥骨痛の緩和だけではなく、
生理痛も緩和されるので、

ホルモンバランスを整えるために
規則正しい生活を心がけましょう。

まず、十分な睡眠を
とることが非常に大切です。

体をしっかりと休ませないと、
疲労によってホルモンバランスが
崩れてしまいます。

また、１日３食しっかりと食べ、
無理なダイエットはしないこと、
毎日適度な運動をすること、

ストレスをためないように
することが大切です。

・体を冷やさない

冷えは健康の大敵です。

足元を冷やさないように
靴下をはいたり、冬にはマフラーで

首元をしっかりと温める
必要があります。

また、食事ですが、ショウガや
大根など、体の中からしっかりと

温まる食材を食事に積極的に
取り入れ、

コーヒーなどの
カフェインはできるだけ
控えるようにしましょう。

また、腰やお腹にホッカイロを
貼って温めるのも効果的です。

・ストレッチをする

姿勢の悪さによる骨盤のゆがみは、
恥骨痛だけではなく、
腰痛なども引き起こします。

ヨガをしたり、整体院で姿勢を
治してもらうのもよいと思います。

若いうちに姿勢をよくしておくと、
年を取ったときに足腰に負担が

かかりにくい歩き方ができる
といわれています。

無理に体を動かしたり、
間違った方法ではゆがみを

増悪させてしまいますので、
正しい方法で行うように
気を付けましょう。

生理前の恥骨痛は日常生活の改善、
姿勢の改善でよくなる場合が多いです。

自分の姿勢や生活習慣に
気になる点がありましたら、
気を付けてみてください。

・・・というわけで、
あなたもこのカテゴリーの記事を読んで

「恥骨痛」関係について、
お勉強しましょうね！

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