恥骨が高い時とは?
ここでは、「恥骨が高い時」
についてお話します。
「恥骨の位置が高い、恥骨が出ている」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
恥ずかしかったり、痛みを感じたり、
人との違いに悩んだりしてしまいますよね。
特に恥骨は、場所が場所だけに
他の人にも相談しづらいものです。
そのため、気になるけ
ど放置している方も多いです。
では、恥骨が高い状態を
放置してしまうとどうなるのでしょうか。
そこで今回は、恥骨が
高い事について紹介します。
恥骨の高さ
仰向けに寝て、
自分の恥骨を触ってみましょう。
上に飛び出しているような
感じがしませんか?
おへその親指4本分くらい真下の
位置から骨盤の方(両サイドの方向)へ
指をなぞっていくと、
グリグリした骨盤の骨に当たります。
この骨を上前腸骨棘と言います。
仰向けに寝た時には、
恥骨はそれとほぼ同じ
高さでなければなりません。
人によっては、恥骨がこの部分よりも
高く感じたり低く
感じたりする場合があるのです。
恥骨が高く感じた場合、
または上に飛び出しているように
感じる場合は、骨盤が後ろに
傾いているという事なのです。
それが故に、
姿勢が悪くなり猫背となるのです。
恥骨が高くなる原因
恥骨が高くな原因は、
骨盤が歪むからです。
骨盤は、腸骨、坐骨、恥骨、仙骨
の4つの骨で形成されています。
そしてこの4つの骨を繋げている関節に、
仙腸関節、恥骨結合の2つがあります。
ここに、
・足を組む癖、いつも同じ側に
体重をかけて立つ癖
・体を片側だけ捻るスポーツ、
幼い頃から続けている運動
・骨折や捻挫などの怪我
・出産
などが起こると、骨盤が歪んでしまいます。
骨盤が捻られて傾く、もしくは恥骨結合が
緩んでしまうと、恥骨が出てきます。
効果のある矯正体操
恥骨が高いまま放置してしまうと、
・恥骨の出っ張りが戻らなくなる
・お腹に力を入れると痛みが出てくる
・他の骨(仙骨など)まで出てくる
・お腹がたるむ
などになってしまいます。
骨盤の歪みを治せば、恥骨の高さや
出っ張りを治す事が可能なのです。
しかし、場所が場所だけに人に
触れられるのは気が引けますよね。
そんな方は、自分でできる
骨盤矯正体操を行いましょう。
効果のある体操としては、
1.直径7センチ程度のボール1個を
恥骨より少し上の部分当てて、
うつ伏せに寝る
2.3〜5分この状態でいる
というボールを使った体操です。
直径7センチのボールが一番恥骨に
フェットするので効果的ですが、
痛みの強い場合はタオルなどを
上にかけましょう。
ちなみに、硬式テニスのボールが
6.54センチ以上
6.86センチ以下で丁度良いです。
このように、恥骨が高いのを放置すると、
様々な症状が現れる恐れがあるのです。
もちろん、生まれつき
恥骨の位置が高い方もいます。
しかし、是非放置しないで
上記のような体操を試してみてくださいね!