恥骨結合炎のリハビリとは?

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ここでは、「恥骨結合炎のリハビリ」
についてお話します。

 

スポーツをしている人、
特にサッカーをしている人に
恥骨結合炎は起こりやすいです。

 

出産後に恥骨結合炎が
起こるケースもあります。

 

恥骨結合炎は主に整形外科で
治療をすることになります。

 

恥骨結合炎は程度によって治療方法や
治療期間が大きく異なってきます。

 

恥骨結合炎の主な治療については

 

恥骨結合炎 治療

 

で詳しくご紹介していますので
ぜひ参考にしていただければと
思います。

 

今回は恥骨結合炎になったときに
どのようなリハビリを行っていくのか
紹介します。

 

恥骨結合炎のリハビリとは?

 

恥骨結合炎のリハビリは重症度によって
内容やペースがことなります。

 

しかし、基本的なリハビリの
流れはだいたい同じです。

 

・リハビリ開始時

 

恥骨結合炎では初めから無理な
動きをすることはありません。

 

無理な動きを続けた結果
恥骨結合炎になってしまっているので、

 

医師からの安静度指示に
基づいてリハビリプランが
つくられていきます。

 

初めは、股関節がどれくらい
動かせるのかという
関節可動域を調べます。

 

うつぶせに寝たり、あおむけにねたりと
姿勢をかえながら、どのような姿勢の
どのような動きで痛みが強く、

 

動きに制限がかかるのは
どれくらいの角度からなのか
ということを確かめます。

 

また、安静による筋肉の拘縮がないかも
確かめ、足の筋肉は無理のない程度に
動かしていきます。

 

・リハビリ初期〜中期

 

股関節を動かすリハビリが始まったら、
少しずつ負荷をかける練習をしていきます。

 

負荷とは、自分が動かそうとする報告と
逆方向にリハビリスタッフが力を加えたり、

 

無理のない程度の重りを付けて
リハビリしたりしていきます。

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このときに、恥骨結合の炎症が
どの程度治っていて、
どの程度の動きなら可能なのか確かめ

 

スポーツをしている人の場合には
復帰が可能なのか評価していきます。

 

上体起こしや足の内転・外転運動など
さまざまな動きを練習します。

 

・リハビリ後期

 

基本的な動作が回復したら、
通常の筋肉トレーニングに使用するような

 

トレーニング器具を使用して
筋力トレーニングをします。

 

ここまでくると日常生活動作は
支障なくできるようになっています。

 

恥骨結合炎はある一定の動きを
無理に繰り返すことで炎症を起こしますので

 

再発予防のためのトレーニングも兼ねて
リハビリをしていくことが多いです。

 

骨盤が歪んでいる場合には
恥骨結合炎をすぐに再発してしまいます。

 

ストレッチや筋肉トレーニングで
骨盤の位置を修正し、

 

恥骨結合炎を起こしにくい姿勢を
整えていきます。

 

また、股関節が硬いと
恥骨結合炎になりやすいので

 

体と骨盤の柔軟性を高める
体操も行っていきます。

 

恥骨結合炎は一度なると
何度も再発してしまうことが
あるため、1回目になったときに

 

しっかりとリハビリテーションを
しておく必要があります。

 

関節を柔らかくする体操や
リハビリでのトレーニングは非常に
重要ですが、無理をしすぎると

 

リハビリ中に恥骨結合炎を
再発してしまうこともあります。

 

早く普段通りの生活に戻りたい、
早くスポーツに復帰したいという

 

気持ちは回復のためには必要ですが
焦りは禁物です。

 

焦って無理をすればするほど
再発の可能性は高くなりますので

 

医師やリハビリスタッフと
よく相談しながら
慎重にリハビリをすすめていきましょう。

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