恥骨の腫れに痛みがある時とは?

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ここでは、「恥骨の腫れに痛みがある時」
についてお話します。

 

「なんだか恥骨付近が痛い…」

 

そう思って見てみると、
なんだか腫れていることがあります。

 

恥骨の周辺はちょうど
デリケートゾーンにあたります。

 

デリケートゾーンのトラブルで
恥骨付近が腫れて痛みが
生じることがあるんです。

 

今回はそんな気になる症状の原因と
対処法について紹介したいと思います。

 

女性によくみられる「外陰炎」

 

デリケートゾーンに腫れや痛み、
かゆみなどがみられる場合には

 

「外陰炎」

 

を発症している可能性があります。

 

外陰炎は下着の締めつけがキツかったり、
オリモノや生理中の経血などで
蒸れたりして、膣付近が細菌や

 

ウィルスに感染して炎症が
生じてしまった状態をいいます。

 

特に疲れていたりストレスによって
免疫力が低下しているときに
発症しやすく、抗生物質を服用したり、

 

デリケートゾーンを石鹸で
洗いすぎたりした時なども

 

膣付近の細菌バランスが
崩れて生じることがあります。

 

炎症が酷くなるとデリケートゾーン
だけでなく、恥骨全体や足の付け根
付近にも広がってしまいます。

 

基本的には数日以内に自然治癒しますが、
なかなか治らない場合には市販の
軟膏やクリームを塗ったり、

 

場合によっては病院で抗炎症剤などを
処方してもらいましょう。

 

バルトリン腺炎にも注意

 

膣の入り口の左右どちらか
(もしくは両方)が腫れて
痛みがある場合には

 

「バルトリン腺炎」

 

の疑いもあります。

 

バルトリン腺とは膣内に分泌液を
出している場所で、この腺の
入り口付近が細菌などによって

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炎症を起こし、
腫れ上がることがあります。

 

炎症が酷くなるとかなりの
痛みが生じて、歩くときに

 

邪魔になるほど腫れて
大きくなることもあります。

 

中に膿がどんどん溜まると
バルトリン腺を塞いで

 

しまうことがあるのですが、
このような状態にまでなると

 

「バルトリン腺嚢胞」

 

という疾患に変わります。

 

原因となる細菌は主にブドウ球菌や
連鎖球菌、好気性菌や
嫌気性菌などです。

 

疲れやストレスによって
免疫力が低下していると
発症しやすく、

 

またバルトリン腺炎も
バルトリン嚢胞も慢性化
しやすいので注意が必要です。

 

対処法としては婦人科を
受診して抗生剤を
処方してもらうことです。

 

あまりに重症化している場合には、
手術でバルトリン嚢胞を
切開して膿を取り除いたり、

 

慢性化している場合には
バルトリン腺自体を
全摘出することもあります。

 

バルトリン腺機能を温存したい
場合には、造袋術という
手術方法も選択できます。

 

デリケートゾーンのトラブルを
回避するためには普段から陰部を
清潔に保ったり、

 

出来るだけ疲れやストレスを
取り除くことが大切になります。

 

重症化すると症状もつらいですし、
治療も大変ですから症状が
現れたらなるべく早く対処しましょう。

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