恥骨にひびの時はどうするの?
ここでは、「恥骨にひびの時はどうするのか」
についてお話します。
ある日いきなり
「恥骨が痛い!」
と感じることがあります。
その症状、もしかしたら
恥骨にひびが入っているかもしれません…。
恥骨はウォーキングやジョギングなどの
誰でも手軽にできる運動でも、
実はけっこう負担がかかっているので
ひびが入ってしまうことがあります。
また、妊娠中の女性や骨粗鬆症の
高齢者などはちょっとしたきっかけで
簡単にひびが入ったり、
骨折してしまうこともあります。
しかし恥骨を診てもらうのは
ちょっと恥ずかしく、
勇気がいるものです。
ここでは病院へ行く前に、
恥骨にひびが入ってしまう原因や
治療法などについて詳しく
解説したいと思います。
恥骨にひびが入る原因は?
交通事故や転落事故、体の接触がある
激しいスポーツなどによって
骨盤に衝撃がかかったときはもちろん、
骨密度の低下による疲労骨折、
高齢者の骨粗鬆症なども簡単に
ひびが入ってしまう
原因となってしまいます。
特に女性は閉経に伴って
骨密度が低下する傾向にあるので、
恥骨にひびが入りやすいのです。
また、女性といえば出産時に
骨盤が急激に押し広げられるために
ひびや骨折をして
しまうこともあります。
男性でも骨盤に負担のかかる
過度のトレーニングによって
疲労骨折してしまうことがあります。
このように恥骨は日常的な
動作で意外と簡単に
ひびが入ってしまうんです。
特に高齢者は転倒しただけで
ひびが入ってしまうので
注意が必要です。
検査や治療法について
恥骨のひびについては、
レントゲンなどのX線検査では
なかなか特定しにくいこともあります。
したがって詳しく診るために
骨シンチグラフィー検査やMRI、
CT検査などを行う必要があります。
主な治療法は、恥骨にひびが
入っている場合には安静にして
経過観察する場合がほとんどです。
鎮痛剤や非ステロイド性抗炎症剤
などで痛みを緩和しながら
合わせてリハビリを行います。
リハビリについては、
安静期間の2〜6週間を
過ぎたら開始されます。
医師や理学療法士の指示を
聞きながらしっかりとリハビリを行い、
完治するまで決して
途中でやめてはいけません。
恥骨のひびや骨折は、
普段から日常的に骨を
強化することが大切です。
食生活を見直し、カルシウムや
マグネシウム、タンパク質や
ビタミンC、Dなどをバランスよく
摂取して事前に恥骨のひびや骨折を予防しましょう。